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古いお屋敷町家の
保護と運営

2005 年より、古いお屋敷(有形文化財を含む)を和食店に替えて営業するプロジェクトに設計参加させてもらっています。

お屋敷と広い立派な庭を維持管理する地主様にとっては、その維持費、固定資産税、後継者がいないなど問題が山積しており、先祖が残した大切な遺産を残していきたい。そこで、お屋敷の空間を楽しみながら食事ができる店として、その運営ができる企業に委託することが最善策の一つです。法的な問題、建物の補強、厨房の新設など様々な問題を解決し、原型をできるだけ残すリノベーションで新しい店舗として生まれ変わらせます。2017 年秋現在では、私が参加した案件も、部分改築を含め8店舗となり、9店舗目が進行中です。

物件ごとに変化にとんだお屋敷はどこにも真似できない空間になり、今も老若男女問わず多くのお客様で賑わっています。